枠組みはいらない。
じゃんるとはなんだろう?
音楽。
ロック、ヒップホップ、スカ、レゲエ、パンク、フォーク、クラシック…
イッパイある。
だからなんだよ。
とっても良い曲を作って、それを聴いてみて、HIPHOPっぽくても、
作った人がレゲエだといえば、そうなんじゃないか?
とか思う。
ようは、作る人、聴く人の、気持ちの持ちようだよ。
たった1行の文を書いて、その文を、作った本人が、
「これは詩だ。」といえば、詩だし、「これは小説だ」といえば、小説なんじゃないか。
納得できなくても、本人がそう言ってんだ。
そう思いたい。
俺が生きていく上で、枠組みって言うのは、とても邪魔なもので、
俺が書いた詩を、「これは小説だ。」と思って読めば、そう読めない事も無い。
納得できなくても、読んだヤツがそう言ってんだ。
それでいい。
歌い手さんが出したCD。
1枚目と2枚目、なんか感じ変わってる。
いいじゃん。
1枚目と2枚目を比べてみて、1が良いけど、2はダメって言う人と、
1がダメだったけど、2は好きだなって言う人。
いるとおもう。
作った人にしてみても、新しく出した方が良いって思う人もいるだろうし、
1枚目と2枚目は、それぞれ違う良さがあるんよ。って思う人もいるだろう。
まさか、「2枚目失敗だったなぁ…」って思う人はいないと思うけど。
本人が失敗だと思った作品を世に出すのはどうかと思うので。
極端に言えば、
デビュー曲は、演歌だったけど、
次の曲は、バンド付きの、バリバリのパンク。
こんなん、カッコ良くねぇ?
良い意味で、「オモロイ」

いつか、今よりもっともっと、詩を書くのがうまくなって、
誰かに、詩をあげた時に、
「これは詩じゃなくて、絵なんだよ。この文字の見た目を楽しんで、この文字を読んで楽しんで、
そして、頭の中に浮かんだ風景や、人、そういう映像を、楽しんで欲しいんだ。」
こんな詩もらってみ?!
マジ感動するって!
え?
するよね?
俺だけ?
いやいやいや。
俺は、詩を書きつづけると思う。
書くのを休む時もあるかも知れないけど、
それが1ヶ月であれ、10年であれ、
俺は、「絵」と呼ばれる詩を書きたい。
いつか。

平成十三年十月二十三日
soul: