なんとなく始めた。
これを読んでくれる人に感謝。
キッカケは、やっぱり、前作った詩の所に書いたものだった。
まぁ、そんな事はどうでも良いんだけど。
とにかく、俺は俺をぶつけてみたい。
思った。
最初なので、まず、俺の事を、いまさらだけど、載せようと思う。
俺のこと。
確かな事は、何もないけど、
俺がわかる範囲で、予測含め、予想含め、理想含め、
載せようと思う。
俺は俺だ。
たぶん、俺だ。
俺が俺だって事は、不確かな事で、
たぶん、俺にも、誰にも、神にさえも解らない。
俺は、俺なのか?
こう言う表現が正しい。
俺。
普通に朝起きて、普通に学校に行って、普通に友達と話して、
普通に授業で寝て、普通に恋人と接して、普通に帰宅する。
大まかな俺の日常。
でも、ふと思う。
俺は、昨日死んだんじゃないか?
昨日、死んで、「俺」という記憶を持って、
「俺」が生きてきた、この17年と9ヶ月の記憶を持って、
今日の朝、初めて「俺」として生まれたんじゃないか?
そして、夜寝ると、別の人生を送っているんじゃないか?
輪廻転生。
ENDLESSCIRCLE
でも、俺が持っている記憶は、俺が信じる事の出来る唯一の「俺」だから、
俺の記憶に任せて、生活を送る。
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「人は死んだらどうなるのか?」
人間、一度は考えるであろう問い。
もしかすると、人類にとって最大の問いなのかもしれない。
俺は、色々考えた。その中で、一番有力な答えが一つ。

例えば、俺が死んだら、俺は、俺の友達、あるいは俺が生活している、空間(例えば学校)の中の、
一人の人として生き返る。いや、生まれ変わる。
先に言ったように、その人の記憶を持って、生まれ変わる。
そして、生まれ変わった世界にも、「俺」はいる。
だけど、一人の人として生まれ変わった俺にとって、「俺」は、赤の他人であり、
俺が「俺」だった頃の「俺」とは、全くの別人なのです。
でも、そうなったとしても、誰も気付かない。俺も含めて、誰も。
大袈裟に言うと、世界は、人類は全て繋がっている。
繋がっている人たち一人一人は、全て、俺なんだ。
俺が生まれ変わった姿が、今、この世に生を受けている人間、動物、植物、全てなんだ。
でも、そうなると、他の人はどうなっているんだろう?
と、考える。
全てが俺。そういう考えだと、この世には、俺以外何もない。ということになる。
そういうわけではない。
俺は、ただ、一部なだけ。
一人一人の中に、俺がいて、あなたがいて・・・。みんながいるんです。
「俺」の中にも、俺がいて、あなたがいて・・・。みんながいるんです。
つまり、この世は、地球は、宇宙は、日本は、世界は、島根は、とにかく、全ては、
「みんな」でできている。
そう思う。
そう、思いたい。
みんなが一つに繋がっていると思うと、なんかあったかい。
憧れの、あの人とも、繋がっている。
大好きな、あの人とも繋がっている。
一人一人が手をつないで、大きな輪を作って、
そうやって、世界は、地球は廻っている。
いつでも、何処でも、会いたいときに逢える。
呼んだら、すぐに来てくれる。
そういう、つながり。
逢えない。
呼んでも、返事がない。
そういう、つながり。
時が過ぎ、時代が変わり、季節が巡っても、
僕らは繋がっていて、明日、俺が死んでも、
俺は、明日他の人として生まれ変わり、誰かが、俺の代わりに「俺」をしてくれる。
俺の代わりに、B-DASHを聴いてくれる。
俺の代わりにベースを弾いてくれる。
俺の代わりに、歌を歌ってくれる。
でも、俺は、B-DASHを聴いていたい。
俺は、ベースを弾いていたい。
俺は、歌を歌っていたい。
だから、俺は死ねない。
俺は、今、一人の人を愛している。
それは、他の誰かに、代わりにしてもらいたくはない。
だから、俺は死ねない。
俺は死なない。
いつでも、いつも、笑顔を見れるように、俺は生きる。
俺は進む。
同じように、他の誰かも、生きている。
今の「自分」として、やり残した事もあるだろう。
まだやり遂げていない事もあるだろう。
それが、パズルであったり、大きなprojectであっても、
その人にとっては、天秤にかけることの出来ない、大切なものなんだろう。
俺が生きているという証拠を、俺が生きている間に見つける事ができたなら、
俺の人生は、コレで良かったんじゃないかと思える時がきたなら、
俺は、喜んで死のう。
それが明日であっても、10年後であっても、300年後であっても・・・。
俺は、俺だ。
そう、思いたい。

平成十三年:九月十日:午後十時五十六分


soul: